合財袋( がっさいぶくろ )は江戸袋物の1つで、物を一切合財入れてしまう袋ということと言われています。
合切袋とも書き、信玄袋とも呼んだりします。
簡単に巾着と呼んだりもしますが。
私の住んでいる辺りでは、お祭りの時以外でも普通に持っている人もそこかしこにいます。
お相撲さんも持っていますが、
商店の親父さんが銀行に行くとき持ったり、
若い人でもちょっと出掛けるときに使います。
それぞれの町会の手ぬぐいであつらえたり、
特に鳶頭の方々などは、季節に合わせた素材の物を
下げていたりします。
和装以外でも合財袋を持って歩くと、日本独自の
粋な雰囲気をかもし出して、一気に大人のお洒落な
若旦那や旦那さんになります。
この辺りの若い子達の1番の憧れは、粋な旦那さんになることです。
たまにお約束でうるさい事を言っても、いざお祭りやらなんやらの時は、ポンと出すもの出して余計な事は言わない、そんな旦那さんです。
駄目睦の人達も、意外とそんな時にはピシッと
「旦那さん」だったりします。
一杯やるとやっぱり駄目だったりしますが…
DAME = MUTU 合財袋
江戸袋物の合財袋です。 普段持ち出来るように楽しい本革を使って、 カジュアルに作りました。
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